クラブ活動 
     勉強との両立は可能か  
3つのポイントにこたえる

人間関係の悩み

<先輩にいじわるされる>

クラブには顧問の先生はいるけど、ふだんの運営は部長以下、上級生が中心になってやっていく。下級生にいろいろなことを教えるのは、上級生の役割だ。ときに厳しく、ときに優しく、上級生は下級生を引っぱっていく。と、これが理想的な姿なんだけど、下級生諸君には、先輩の言葉や行動が、ときどき理不尽に思えることもあるはずだ。練習時間や道具のわりふり、活動の進め方など、いろんなところで「先輩はいじわるだ」と感じたこと、きっとあると思う。先輩といっても14歳か15歳。感情でものをいったり行動することはある。少しくらいはおおめにみてやろう。がまんするのも、キミの修行のうちだ。でも、そんなことがたび重なったり、明らかに問題がある場合は、つらい作業だけど話し合うしかない。直接いえるならいってもいい。それができなければ、ほかの先輩に相談するのもいい。ただしこの場合“悪口をいった”と誤解されないよう気をつけよう。いじわるされて困っている、と感じている状態を解決するための話し合い、これは気が重いものだ。でも、こんなときこそ“やるっきゃない”と勇気を出すこと。キミの感じ方が誤解だったかもしれない。あるいは先輩がいさぎよくあやまるかもしれない。こんな解決のしかたができれば、よけい団結力が強まるものだ。逆に先輩をおこらしちゃったら、けんかみたいになっちゃったら…困るね。でも、それもクラブでの勉強のひとつだ。わかり合えるまで話し合うしかない。先輩がどうしてもダメな人で、話をロクに聞いてもくれないようだったら(なかにはこんな人もいるんだよね)、できるだけ相手にしないようにするしかない。そして、キミはそんな先輩にならないよう心がけよう。

<同じ部にいやな人がいる>

先輩でなくて、同級生や下級生にも“いやな人”がいることがある。力もないのに口ばかり達者な人、他人のすることにケチをつける人、いやな仕事からは逃げてばかりいる人、クラブにはいろんな人間が集まってくるものだ。クラブは人の好き嫌いを作る場ではない。人と協力し合ってひとつの活動をするためにあるんだ。とはいうものの、人間関係のトラブルは、クラブにつきものの悩みといっていい。キミには「嫌いだ」と感じる人が多いだろうか、少ないだろうか。多いとしたら、キミ自身にも問題がある。人のアラさがしをするような性格じゃないのかな。そうだとしたら、キミも多くの人から嫌われているゾ。嫌いな人を作るな、などときれいごとをいうつもりはない。ただ、同じクラブの人は“仲間”なんだ。欠点があれば注意してやろう。相手がいい返してきてケンカになるかもしれないけど、何も言わずギスギスした雰囲気でいるよりは、一度ケンカ(議論のことだよ)した方がいい。キミたちは冗談っぽい会話はとても上手だけど、難しい話になると、とたんに口べたになる。自分でもわかってるだろ?話しべたなだけじゃない。とても“聞きべた”だ。人の話をよく聞いて理解してやることがへただ。クラブでは、そんなところも鍛えてみてはどうだろう。